枇杷葉は鼻閉に処方される漢方処方の「辛夷清肺湯」にも配合される貴重な生薬です。
「本草綱目」(16 世紀)には枇杷葉は「胃腸の毒素を流し呼吸器の炎症を鎮める、顔のおできを治す、
足のしびれや痛みを取り除くなどの薬効がある」と記されています。
江戸時代には暑気ばらいによく飲まれていたとのこと。古来より枇杷葉は様々な症状を改善する
民間薬として広く愛飲されていますが、特にのど、鼻や湿疹、あせもなどの皮膚の症状には有用です。
(東洋医学の「肺」には皮膚症状も含まれている)グアバ茶(シジュウム茶)はアトピー性皮膚炎に
有効で含まれているタンニン類が炎症やかゆみのもとになるヒスタミン、ロイコトルエンを抑え、
精油成分のセスキテルペンが免疫システムのバランスを戻す働きがあるとされています。
抗菌作用にもすぐれアトピーのみならず肌のトラブル全般に有用です。シソ茶はアレルギーを抑える
成分や、シアニジンという鎮咳作用を持つ成分が含まれており、アトピー性皮膚炎や喘息にも効果を
発揮すると共にその香りが鎮静作用ももたらし、リラックスできます。
これらの「肺・大腸」に直接良い働きをするお茶(その他羅漢果茶、アマチャヅル茶)と共に五行論の
相関関係から「肺・大腸」のトラブルによりダメージを受ける「肝・胆」によい働きをするお茶
(スギナ茶、アンジェリカ、ハスの葉茶)その「肝・胆」の働きを助ける「腎・膀胱」に良いお茶
(ルイボス、ウラジロカシ茶)を加えたブレンド健康茶です。
毎日続けて飲む事で「肺・大腸」の不調を改善してゆくので、お茶の香り、味にもこだわりました。
「枇杷葉混茶」が「肺・大腸」の不調を改善し、おいしく健康づくりができるコロナ禍の日常の素敵なティータイムとしてお楽しみいただければと願っております。